星薬科大学メインホール耐震天井化工事

建築地:東京都品川区荏原
建築主:学校法人星薬科大学 
竣工:2023年2月
業務スコープ:コンストラクションマネジメント

近代を代表する建築家、アントニン・レイモンドが設計し、大正13年(1924年)に完成した築100年のメインホールの耐震天井化工事のコンストラクションマネジメントを行った。

この歴史的建築物の改修では、建設費の誤差を最小限とするため、徹底した事前調査と与件整理を行い、複数社のゼネコンによる競争入札を主導した。プロジェクト進行中、事業主側の立場で、ゼネコンと協力して技術的に最適な施工方法を探求した。3D測量と3Dモデリングを組み合わせた施工方法を採用し、非常に難易度の高い天井耐震化工事を計画通り、予算内で完了した。2023年春には、大幅に安全性が向上したホールで卒業式が無事に行われた。