昭和5年から続く老舗天ぷら専門店「銀座天一」のオフィス移転プロジェクト。
旧オフィスは、老朽化したハイキャビネットやパーティションにより部署間に距離が生まれ、連携を取りにくい構成になっていた。改修計画では、間仕切りは会議室のみとすることで、見通しの良いワンルームオフィスレイアウトを創出した。書類や備品が分散していた倉庫エリアは、使いやすさを意識して再構成し、部署間の受け渡しをスムーズにすることで生産性向上効果を生み出している。
長年愛されているブランドをイメージさせる「銀座天一」のロゴをエントランスに設置し、老舗ならではの期待感が感じられるレイアウトとした。

写真クレジット : Kosuke Nakakura