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社員インタビュー: 鈴木 智也社員インタビュー: 鈴木 智也
2025.02.04
Career
社員インタビュー: 鈴木 智也

目次
Fortec Architectsの魅力は? 転職を考えたきっかけと、Fortecを転職先に選んだ理由は何ですか?
転職する前は、設計者として「条件を整理し、空間に変換し、デザインやつくり方を考える」というプロセスで建築に取り組みを、成果を上げてきました。しかし、ひとつの組織でキャリアを積み上げていると、設計者としての活動範囲や評価軸が限定的であると感じるようになったのです始めました。「よい空間やデザインをつくる」という評価軸だけで建築を続けることに疑問を抱いていたときに、Fortec Architectsに出会いました。
Fortec Architectsは経営という新たな視点から建築にアプローチする今までにないチームです。私はその斬新な思想に強く惹かれました。経営的な視点から建築のあり方を再考することで、これまでの設計ではたどり着けなかった新たな解や空間を導き出せると考え、転職を決意しました。

実際に入社した後の印象を教えてください。Fortec Architectsはどんなカルチャーを持っている会社ですか?また、どんなメンバーと一緒に働きたいですか?
入社してまだ1年足らずですが、多方面から多くの仕事を依頼されている状況を目の当たりにしています。メンバーは限られた時間のなかで最大の成果を生む必要があり、それぞれの裁量でスマートかつスピーディーに課題を解決しています。Fortec Architectsにはそれを可能にするシステム・環境・人体が揃っており、メンバーがのびのびと仕事に取り組んでいる姿が印象的です。
Fortec Architectsで求められる成果の水準は非常に高いですが、そのレベルを維持・向上させるための議論や相談をしやすい組織風土がつくられています。日常的に代表からメンバーまでフラットに意見交換をしており、プロジェクトの課題や悩みを気軽に共有できる環境が整っています。これによりプロジェクトが目指すべき方向性を見定めやすいことが大きな魅力です。さらに、Fortec Architectsには「経営」と「建築」の両面からアプローチする独自のプロセスを実現する多様なバックグラウンドを持つメンバーやアライアンスが、社内外に揃っています。さまざまなプロフェッショナルと協働することで、新たな視点や知見を得られることも大きなメリットです。
日々、どのような働き方をしていますか?
「”よいアウトプット”には”よいインプット”が必要であり、”心地よい空間”を創るには”心地よい空間の体験”が必要である」と考えています。そのため、日々の業務をこなしつつも、オンとオフのメリハリを意識しています。例えば、平日は集中力が低下するタイミングで一度仕事を切り上げ、ジムで汗を流したり食事を楽しんだりしてリフレッシュした後、夜に仕事を進めるといった具合です。
また、働く環境の選択肢が多いことも魅力の一つです。フェイス・トゥ・フェイスの打ち合わせが必要なときはオフィスに行きますが、移動時間が惜しいときは自宅からテレワークをしたり、気分転換を兼ねてお気に入りのカフェでアイディアを練ったりすることもあります。このような柔軟な働き方ができることもFortec Architectsortecの魅力のひとつだと感じています。

この先、Fortec Architectsでやってみたい / 実現したいことは何ですか?
転職する前は、「設計者として与えられた条件のなかで、建築をどのように実現するか」ということだけを考えていたように思います。しかし、経営的な視点からのアプローチを大江から学ぶことで、「なぜその条件があるのか」というプロジェクトの本質にも疑問を持てるようになりました。
それがクライアントによる条件設定であったとしても、プロジェクトの本質を見極めることでもっと根本的な経営的課題がみえてくることがあります。これこそが私たちの会社が満たすべきクライアントのニーズであり、この手法を学ぶことで設計者として新しい解を導けるようになると考えています。経営的なアプローチから生まれた建物や街は、将来的にもしっかりとした基盤をもとに成長することができ、単にクライアントの課題を解決するだけでなく、長きにわたって多くの人々を幸せにする力を持つと考えています。
私たちの会社が目指しているビジョンを実現するのは簡単なことではありませんが、Fortec Architects独自の経営を絡めたアプローチを活かし、より高いレベルの課題解決や価値創造を目指したいですね。そのためには、私自身の設計者としてスキルをさらに磨き、視野を広げ、新たな成長曲線を描いていく必要があります。このビジョンを胸に抱きながら一つひとつの仕事に全力で取り組み、今までの自分にない建築の解を導き出していきたいと考えています。